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証券マンが記す転職記

しがない証券マンが、今後のキャリアについて考えているブログ

環境

みなさんこんばんは、Rです!

 

いわゆる総合職での採用をされた方なら、何れは経験するであろう、異動に関して思うところを述べたいと思います。

 

私もSも、共に異動を経験しておりますが、やはり一番感じるのは、異動を経験すると、同じ会社の同じ業種とは言えど、大きく違いを感じることがあります。

 

異動をすることで何が変わるか。具体的に、主なものとして以下のことが挙げられるでしょう。

•上司が変わる

•同僚が変わる

•顧客が変わる

当然で、自明です。では、それに付随して何が変わるか。仕事や会社に対する既存のイメージすら、大きく変わることがあります。

転職した友人に聞いても、各転職エージェントのアンケートでも、転職理由として大きく挙げられるものは、大きくは「人間関係」に関するもの、「やりがい」に関するもの、「評価」に関するものの3つに大別されるように思います。

その中でも、「人間関係」に関するものが圧倒的に多く、おおよそ50%以上がこれに該当します。

 

私自身、社内での人間関係が悪化した時に仕事のパフォーマンスも低下し、それがやりがいの無さに繋がるという経験があります。読者の皆さんはいかがでしょうか?自身の置かれた環境が整わないと、仕事に対して真正面から向き合えません。

特に営業職の方々であれば、「リレーション構築」というスキルのプロであるはず。社内でのリレーション構築すら出来ていないかもしれないという事実に向き合うことには、少しでもプライドをお持ちであれば、認めたくない事象であると感じます。その事実から目を逸らしたいがために、「やりがい」を感じられない、であったり、「自身の評価」が悪い、であったり、別の理由を探してしまいがちになってしまいます。

 

それが、異動を経てどうなるか。人間関係を含む環境の変化に対し、これまでと同じ仕事に対して、考えはどのように変わるでしょうか…。

 

これから異動を経験される皆様、すでに経験されている皆様が、環境の変化が仕事に対する考え方を変えるかもしれない、ということを考えるきっかけになればと思います。

 

 

転身

こんばんは、Sです!

 

今回は、今までの職から全く違う異業種へ転身することについて考えてみようかなと。

 

金融業界でキャリアアップされている方で特に専門性の高い人たちは、日系外資問わず転職を繰り返していることが多いですよね。

その時々で企業側からヘッドハンティングされたり、やりたいことのチャンスをつかみにいく、あるいは専門性をさらに高める自身の成長のために環境を変える等、様々な背景があるのだと思います。

 

そしてその裏側にあるものは、一つの分野に集中した専門スキルを身につけ、生涯自身の労働生産性を維持しているということだと思います。

 

で、これからの世の中で自分の労働生産性を高めるために。

 

私は、もちろん前述したように、一つの専門スキルを高めることも大変重要だと思います。

ただそれ以上に、AIの登場やテクノロジーの進化のペース、成長産業が目まぐるし変わる社会においては途中で専門スキルをがらっと変更し(例えば金融出身の人がITを一から勉強する等)、労働生産者としての汎用性を高めることが必要なのかもしれないとも感じます。

 

年始のSMAPの記事で書いたように、あれもこれもできるような人になり、一人ポートフォリオとしてボリュームアップしていく。

そのためには、固定観念にとらわれない思考や変化に対する適応能力、大胆な行動力が求められると思うのです。



なんか、自分がもやもやしていることを書いた記事になりましたが(笑)、ご参考に!

トップセールス

こんばんは、Sです!

 

本日は、私が証券国内リテールを経験していて感じる、いわゆる「トップセールス」の定義について書いてみようかなと。

 

「トップセールス」と聞いてみなさんはどんな人を思い浮かべるだろうか。

数字が出来る人?

月末になって苦しいときに、必ず大きな商いを決めてその支店のヒーローのような存在になる人?



話は変わって、「保有の商品が値下がり、見込みがないので他の商品に入れ替えてください。」という提案をしたときのこと。

「君は自分のお金じゃないから簡単にそんなことが言えるんだ!実際に投資している私にとっては、とても勇気がいることだよそれは!」と怒られるということは、証券マンであれば誰もが経験したことがあると思います。

 

確かに自分のお金じゃないからこその提案かもしれないが、証券マンの本質的な価値はその部分にあると思うのです。

自分が主役でない、あくまでわき役。自分は責任を負っていないアドバイザリーとして、お客様に「判断の機会」を提供する。お客様の発想にはなかった、「別の道を選ぶ機会」を提供する。



結果的にさらに悪い方向へ向かい、信頼を失う可能性もある。ただ真のトップセールスとは、自分が責任がないからこそ生み出せる付加価値を認識している人だと思うのです。



なのでもし、今後証券マンから自身で新規事業をガンガン立ち上げるようなベンチャー等に転職した場合。

仕事を前に進めるうえで必要な判断や勇気が、わき役か主役かで違うギャップに最初は戸惑うかもしれない。

 

皆さんも、現在身を置く業界で「仕事が出来る人」の定義を一度考えることも、キャリアを変えるうえでのリスクとリターンがより明確になるかもしれないですね!

 

ストックビジネスからフィービジネスへ

こんばんは、Sです!

 

今回は、証券会社の国内リテール部門の将来について個人的に思うことを書いてみようかなと。

 

株式発行や起債など、直接金融市場を通して資金調達をしたい企業側と、自分の資産を投資対象で運用しリターンを得たい投資家。両者をマッチングさせる役割を担っているのが証券会社であり、国内リテール部門は後者、投資家に株式や債券、投資信託等を販売し売買手数料で収益をあげるというのが仕事です。超ざっくり言うと。

 

1986年12月から1991年11月まで続いたバブル絶頂期、証券会社の店頭には行列が出来るくらい証券業界は活況していました。

今では想像しづらい状況が起こっていた理由は主に二つ、①株を買えば必ず儲かるほどに市場が過熱していたこと、②投資についての情報(例えば、今何の銘柄を買えば儲かりそうか)が、証券会社でしか手に入らなかったこと、だと思います。

 

で、今後はどうか。

①市場は成熟期を迎え、「貯蓄から投資へ」「少子高齢化」を背景に、下の世代への継承を見据えた金融商品による長期的な資産形成が必要になってきた、②格安な手数料で売買できるネット証券やインターネットの普及により、情報は瞬時に正確にどこからでも手に入る、という時代。

 

資産を回転させ売買手数料を得るというストックビジネスから、コンサルタントとしてアドバイスフィーをもらい、お客さんの人生観や家族構成、適合性を背景としたニーズに応えられる、資産管理の方法を提供するといったフィービジネスに転換していくであろうと思います。(信用取引やオプションなど、高リスク高付加価値商品も手段の一つとして、一定数ニーズは今後もあると思われます。)

 

市場価値の高いリテールの証券マンを目指すのであれば、経済知識だけでない、税制や保険など資産管理を取り巻くすべての知識を習得して包括的に提案し、付加価値を生み出す人にならなければいけないと感じます。単純にA銘柄の売却とB銘柄の買付の手続きは今後AIでも出来るので。(IPO等引受商品の販売部隊なんかはのこるかもしれませんね。)

 

金融業界のプロとしてのキャリアを積むのであれば、そういった未来を見据えたうえでの覚悟は必要だと思います。併せて、それが自分の興味ある、やりたい仕事なのかどうか。

 

あくまで私の個人的に思うことを綴った記事ですし、未来どうなるかなんて誰にも予測は出来ませんが、そういう思考を止めないことが重要かなと思っております。

 

参考になれば!

 

正解をつくる

 

こんばんは、Sです!

 

世の中の学生さん達はいよいよ受験シーズンですねー。私も受験した時のことは昨日のように覚えてます・・・。



中学三年生になると自分の進路を決めて高校受験するのが当たり前。高校三年生になるとまたまた進路を決めて大学受験するのが当たり前。大学四年生(院に行った人は二年生)になるとキャリアを決めて就職活動するのが当たり前。

 

そう。大多数の人は受験の延長のような形で、当たり前にしなければいけないこととして就職活動をし、今の会社に入ったと思います。私もそうでした。

 

それに対し転職や独立はどうか。別にしなければいけないものでもないし、時期が決められているわけでもない。はじめて能動的に、自分の価値観や軸を改め考え、今後の人生をどう歩んでいくかを見つめ、行動を起こしているのではないでしょうか。



受験に出てくる問題とは違い、今後の人生の選択に「正解」は用意されていない。そもそも「キャリア」というものは人と比べ優劣をつけるものではなく、今までの経験が正解かどうかはこれからの自分にかかっており、「自分で正解をつくっていく」作業が必要だと思うのです。



引き続き、正解をつくるための「気づき」を提供できればと思っております!

証券マンの圧倒的営業力

こんばんは、Sです!

 

史上初NYダウ2万ドル突破!!!

ということで騒がれている最近のマーケット。トランプ相場の期待で株式市場全体は盛り上がっていますが、私は個別銘柄をよく選定することが重要だと思ってます。

というのも、NYダウに採用されている銘柄数はたったの30。指数が出来た当初の30銘柄と現在採用されている30銘柄で、同じ銘柄は実は1銘柄しかありません。史上最高値とはいってますが、過去と単純比較することはナンセンス。個人的にはロッキード・マーチンに代表される、軍事銘柄なんかあがるんじゃないかなーと思ってますが・・・。



さてさて、本日は社会人のファーストキャリアとして、証券マン(リテール営業)という仕事を経験することの価値について書こうかなと。

 

リテールの証券マンを経験して身に付く能力、それは圧倒的な「営業力」です。

新入社員として配属されてまずはじめにやることは新規開拓。

顧客リストを渡されたった一言、「新規口座をつくりなさい」。一日100~200件電話し、10件以上訪問し、手紙も書く。それを気合と根性で(笑)継続する。そして、結果がでてきてから、既存のお客さんを担当していく。

 

それに対し、他業種(例えばメーカー)の営業職がまずはじめにやることは、既存客に対してのルート営業。先輩と同行し営業スキルや自社の製品知識を徹底的に学び、30歳すぎある程度役職ついた頃から、いよいよ新規開拓営業。つまり証券業界の営業は一般的な流れと逆なのです。

 

よって若手が証券営業を経験したからこそ身に付く価値観、それは「1件のお客さんをつくることの大変さ」です。

相手をプロファイリングし、好きなものや奥さんの誕生日、本業の業界動向など徹底的に調べ上げ、どうしたら振り向いてもらえるか、どうしたら役に立てるかのみをひたすら考え足を動かす。

 

営業力、つまり顧客折衝能力は同じ年次の他業種の若手と比べ、大変優位に立っていると思われます。

転職等次のキャリアを考える場合、「証券営業やったけど、別にエクセルパワポ、プログラミング能力みたいな専門的スキルが身についてないし、私の価値そんなないんじゃないかなあ・・・」

と思っている人がいたとしたら。

そんなものは、これからいくらでも学べます。どんな仕事をするうえでもベースとなる「顧客折衝能力」がある、つまり相手が何を求めているかを常に考える癖がついていて、成長意欲や向上心のある若手は市場価値が大変高いです。

 

転職するうえでの自己PRは、確実にこれらの要素が強みだと思うのです。

是非参考に!

 

転職体験談⑥

こんばんは、Sです!

新年一発目の転職体験談をご紹介します!

 

国内大手証券会社→外資系コンサル(27歳・男性)



大企業はキャリアパスが不透明!?

 転職を考えたきっかけは、社内におけるキャリアパス、人事異動の基準が不透明であったということ。もともと企業に対し経営におけるアドバイザリー業務をやりたい、そんな思いで証券会社へ入社し、それが叶えられる部署への希望は常に出していた。資格等求められる最低限のスキルは持っていたし、営業の実績にも自信があった。なのに異動したのは能力が?な人たちばかり・・・笑。人事異動の基準なんて分かるわけない、チャンスが来ないのなら自らの手で可能性を切り拓こう。そう決意し転職活動に踏み切りました。




やりたいことは、変わらない!

 利用したサイトはリクルートエージェント。企業選びの基準は、もともとやりたいこととはぶれなかった。企業に向け、経営基盤やその課題に対する包括的なアドバイザリー業務がしたい。コンサルのほかに投資銀行なども受け、内定を頂けた今の会社に決めました。




自由度の高い、経営コンサルという仕事

 現在の業務内容は、大企業と期間を定めコンサル契約を結び、業務改革の推進をはかること。無駄がないか、経営戦略の仕組みを変えいかに効率化できるかなど、提案内容は多岐にわたります。

 やりがいは、提案の自由度が大変高いということ。証券時代は収益を多くあげるか、預かり資産を多く増やすかといった、自分の仕事にゴールが決まっていた。今の仕事はお客さんをより良い方向へ導くために何ができるか、売上を伸ばすことが大事なのか、はたまた経費を削減することなのか。ゴールはなんでもあり、自分が提供する付加価値にも色んな可能性を感じることができます。




証券時代の経験を生かし、さらに自分の価値を高めたい

 証券時代の経験で生きていることと言えば、営業における対人との接し方。コンサルって意外と上から目線の人が多い笑。お客様に接するときの態度や、ニーズを聞き出すことの基本動作は、自分でも意識していなかったが実は強みとなっていたんだと気づかされました。

 今の仕事ではそういった強みを生かし、自身もいずれ管理職となって自分でコンサル契約を取れるようになりたい。それが今のモチベーションの源泉です。




自身の成功基準

 入ったばかりのころは右も左も分からない状態。プロジェクトにおいて、居ても居なくても良いような人ではなく、自身の存在価値を周囲に認めさせたいと常に考えていました。そして仕事に慣れてきた今思うことは、いかにお客さまの役に立てるかどうか。

 

 「お客さまから、一緒に仕事をして良かったと思われる人になる。」

 それが私の成功基準です。