元&現証券マンが記す転職記

元&現証券マンが示す今後のキャリアのカタチ

誰のために働くか

こんにちは、Sです!

 

今回は、組織の中でリーダーシップを発揮する管理職の役割について考えていきたいと思います!

 

証券会社では「伝票をきる」という言葉があります。これはお客様から直接頂いた注文を専用の伝票に記入し、システムに送信する行為です。そして伝票をきることができるのは課長クラス以下の社員であり、支店長や役員等管理職の人達は伝票をきることが出来ません。

 

管理職はあくまで野球でいう監督、裏方で組織をマネジメントし、フィールドに立つことは基本的にはないのです。(大口のお客様に表敬訪問する、あるいはその場で商いを決めることはありますが、注文を受けることができるのは担当者です。)

 

ここで、社員と管理職、つまりプレーヤーとマネージャーで持つべき意識の違いについて考えたいなと。

 

その意識とは、「誰のために働くか」

私は、社員は「お客様のために働く」、管理職は「社員のために働く」べきだと考えます。

人は想像や推測で例えば仕事の在り方をなんかを考えるより、今目の前にいる人たちに対して役に立とうとすることが一番腹落ちし実践しやすいと思うのです。

 

なので、社員は今目の前にいるお客様にどういう提案をすれば最善かを常に考える。管理職は今目の前にいる社員に対しどういう環境を作れば社員のパフォーマンスを最大限発揮できるかを考えなければいけないということです。

 

転職する際そのチームのマネージャーや管理職、あるいはベンチャーやスタートアップだとそれこそ社長の方と直接話す機会もあるでしょう。

その際、「誰のために働いていますか。」という質問をしてみることも、企業選びの軸になるかもしれません。

 

ぜひ参考に!