元&現証券マンが記す転職記

元&現証券マンが示す今後のキャリアのカタチ

40年マラソン

こんにちは、@signpostsandrです!

 

金融機関で営業されている方にとって、一番しんどい週がやっと終わりましたね・・・笑

 

ということで、明日から新年度に入り新入社員も入ってきます。

今回は新人(あるいは2〜3年目の若手)が社会に出て働くにあたり、考えるべきことについて書こうと思います。

 

証券会社の営業に配属された新人は、初めの一年間新規開拓営業に邁進し、その結果次第で二年目以降お客さんを担当できるかが決まります。ライオンの、生まれてきた子供たち全員を崖の上から突き落とし、這い上がってきた子供だけを育てるというやり方に近いですね。つまり、最初の一年間で今後の核となる主要なお客さんと取引頂くのと同時に、会社に対して自身の能力を証明する必要があるわけです。

 

私もこれまで、人並み以上の成果が出た時もあれば出なかった時もありました。そうして仕事を経験し私が常に思うこと、それは「目先の成果に囚われてはいけない」ということです。

 

社会人生活を40年マラソンとして例えた場合。(これからの時代40年以上走り続けると思いますが・・・。)走り方も分からないまま、みんな一斉に走り出してまだ数キロ地点。その間に周囲を見渡した時偶然にもチャリンコ拾った人もいれば、やたらと周りから水分補給してくれている人もいる。ただ、このマラソンを充実させて完走することを考えた場合、本質的に何が大事か。それは一回立ち止まって正しい走り方を覚え、スクワットして足を鍛えること。そして、周囲と比べ何番目にゴールするかではなく、どういう道を通り、最終的にゴールできるのかが大事で、それが「成果」だと思うのです。

 

これは、証券会社で出世を目指すということだけに限らずキャリア形成として意識した時、例えば余暇の時間の使い方も変わってくるかなと思います。

金融の知識習得の時間に当てる、自分のやりたいことが何かを真剣に考える、他業界の人とも積極的に会ってみる・・・。



人間どうしても隣の芝生は青く見えて焦ってしまいがちですが、自分の中の「成果」の定義を働きながら考えることが、大事なのではないでしょうか。