元&現証券マンが記す転職記

元&現証券マンが示す今後のキャリアのカタチ

中小企業の「中小」とは

こんばんは。Rです。今宵は連投です。拙文ですが偶にはお許しください。

 

我々の仕事の大方は中小企業にお世話になっております。

法人そのものの口座もあれば、その法人で働かれている個人の方々の口座(こちらがメイン)を開設していただき、金融商品を取引して頂いています。

 

で、我々にとって仕事を進める上で非常に重要なヒアリング作業に、相手の懐具合を知るというものがあります。詳しくは書きませんが、我々はお客さまの資力に応じて提案商品を分けておりますので、これを正確に把握することは非常に重要なのです。

 

具体的には、お客さまの「年収」「年収の内訳」「金融資産総額」に大別されます。

そこで気づいたことが、

 

中小企業のお給料は、決して中小ではないということです。

 

幼少期より、親から「たくさんお給料を貰うためにはいい大学に行って大企業に勤めて…」とそれこそ耳にタコでした。別にそれが原因ではないですが、ぼんやりと「いいお給料=大企業勤め」という固定観念を持って生きてきました。恥ずかしい限りです。

また、我々のお客さまは、本当に今の日本を直接支えるお仕事をなさっており、事業の規模が中小というわけでも決してないです。世界中を出張で飛び回ったり、アメリカの大企業を相手に部品を卸したり、よく調べてみないと分からない世界が広がっていました。

 

世の中の企業の99%が中小企業とも言われています。確かに1パーセントの企業だけが高給取りだなんて、ちゃんちゃらオカシイ話でした。そもそも「中小企業」という呼び方に違和感すら覚えます。

 

転職したいけど、中小企業は…という先入観は捨て去るべきです。その踏みとどまる理由は、単なる「中小」という言葉面を受け入れられないでいる固定観念ではないでしょうか。