「働き方改革」と「働かせ方改革」
こんばんは、Sです!
今回はタイトルの通り、「働き方改革」について想ったことを書こうかなと。
というかそもそも、「働き方改革」の定義が広いですよね。
働き手が主語となる「働き方改革」と、雇用者側が主語となる「働かせ方改革」。この両者が一緒になって「働き方改革」として取り上げられている。
新聞やネットニュースで、「働き方改革」という言葉を目にすることは多いけれど、実際の内容はいかに長時間労働を減らすか、賃金をあげられるか、企業のニーズと社員のニーズをマッチングさせるかといった、雇用者目線での「働かせ方改革」であると感じます。
私が現在勤めている企業内での働き方改革も、「残業をなくそう!」とか、「有給をもっと使おう!」といった「働かせ方改革」です。
では本質的な意味での「働き方」とは何か。
それは働き手が仕事を通じ何かを実現するため、満足するための手段であり、「働き方改革」とはまさに今自分たちがこのブログで提起している、「自身の成功基準」を考え自らを改革していくことなのではないか。
これまでインタビューしてきた方々が考え、実行にうつしていることこそが「働き方改革」なのではないか。
日本の労働市場を取り巻く環境も転換点を迎えつつある中、今の若手が今後の日本経済を牽引していくうえでとても重要な議論のひとつだと、改めて思います。
今一度、「自身の成功基準」を明確にしてみましょう!
転職体験談③
こんばんは〜Rです!
今宵は私から転職体験談をお送りいたします!
トップセールスならではの心の内が垣間見える、彼女ならではの想いを語って頂きました。
国内大手証券会社→国内大手広告会社(25歳•女性)
■自分にとって仕事の楽しさ、やりがいってなんだろう!?
私にとって楽しい仕事=やりがいを感じられる毎日で彩られていること。証券会社の営業 は、時としてお客さまの大切な資産を犠牲にしてまでも、会社からの求めに応える場面がありました。お客さまの利益と、会社の利益の相反に、自分の仕事に楽しさを見出せない。私のことを認めてくれて取引を頂いたお客さまに対し、自分がいくら考えても良いとは思えない商品をお勧めすることに、大きな葛藤を感じていました。
■決定的だったのは、「山頂」から見えた景色でした。
学生時代はダンスに打ち込んでいました。その経験から、他人に評価されるパフォーマンスは、誰彼構わず周囲の感動を呼び、評価されるものと学びました。しかし、今の会社でトップセールスに登りつめ、社長表彰を受けても、喜んでくれるのは社内の上司。果たしてそれはお客さまからの感謝や喜びの積み重ねの上での成果だったのだろうか。お客さまの役に立った結果だったのだろうか。セールスパーソンとしての成果と、お客さまへの貢献とのミスマッチから、嬉しさ を感じられない表彰でした。その仕事を「 やりたい」と「やれる」は違うし、「できる」から 「やりたい」わけじゃない。「こういう人になりたいと思える人」がいない中で、5年後、10年後、私がやがて登頂するであろう山の頂からの景色に、魅力を感じられるとはもはや思えませんでした。
■仕事だって人生の一部!やりがい=楽しさを追求してナンボ‼︎
やりがいを感じる瞬間は何と言ってもお客様から頂く「ありがとう」の一言。人それぞれに訪れるライフイベントに、綺麗な花を添えるような仕事をして、喜びを感じてもらいたいと考えました。人生には別に無くても生きていける証券の仕事に対し、無くては生きていけないライフイベントという分野で誰かの力になりたい。証券の仕事ではお金を持った富裕層の方々との関わりが多かったけれど、広く普く全ての人(老若男女)と関わるきっかけを得ることで、知識見聞をより広め、より多くの価値観に触れたい。
この2点が、次の会社への入社を決めた理由です。
■根底は何時だって「楽しくなければ人生じゃないっ!!」
私にとっての仕事とは、生活を充実させるための一つのツール。生活のために仕事をするのではない。自身が頑張った分だけお客様に喜んでもらえることができ、その達成感が自分の生活を充実させる。
「自身の努力の成果が人を喜ばせ、楽しいと感じたとき」
それが私の成功基準です。
転職体験談②
こんにちは。@signpostsandrです!
今回は同じ金融業界内で転職をした方の体験談について、匿名でご紹介したいと思います。
国内大手証券会社→国内大手信託銀行(27歳・男性)
■証券リテールの手数料ビジネスモデルは限界!?
自身が営業して感じたことは、現行の証券リテールのビジネスモデルに限界を感じ、業界の未来をイメージできなかったということ。資産を回転(A商品からB商品へ)して手数料を得ることを第一義に取り組むよりも、もっと「お客様の困った!」を解決できるコンサルティング提案にシフトしていかないと、業界は発展していかないと思い転職を決断しました。
■証券営業で得た知識、経験、自信を糧に次のステージへ!
転職先として選んだ企業は、同じ金融業界の国内大手信託銀行。①2回目の転職は出来るだけしたくなかったので安定した大企業、②証券で身につけた知識を生かすことができ、新たな仕事に挑戦するという意味で不安は少ない、③面談時、自身のキャリアをより評価して頂いた、ことが主な理由。
仕事内容は、主に個人向けに相続対策に関連する遺言書作成のアドバイスや、不動産購入における融資事業、運用のご相談など様々。お客様の大切なご資産に対し、管理→運用→継承と点ではなく線で寄り添える。そのように潜在的に、確実にニーズのある仕事に携わることができ、自身の仕事の意義を強く感じることが出来ます。
■自分を一番モチベート出来るのは ”働きやすさ”
金融業界の営業は、ノルマが常に課せられる。証券会社時代は個人プレーで、自分でなんとかせねば!という感覚がとても強く、時にはそれがプレッシャーとなり自身の能力を発揮できなかったことも。一方で、今の仕事は達成すべき数字を組織全体で追い、その組織内には面倒見の良い方が多く相談もしやすい。適切なアドバイスも頂ける。そのような環境下では、「自分も信頼してもらえている」と責任感が強く芽生え、モチベーションが高まる。チームのパフォーマンスを最大限発揮させるうえでは、”働きやすさ” が何よりも重要だと僕は感じています。
■証券会社の経験があってこそ、今の自分がある
一番は、何と言ってもお客様とのリレーションの深め方。会ってもらえるよう努力することから始まり、自分という人間を知ってもらい、相手のニーズを的確に掴んで提案、その過程で信頼関係を築いていく。これらの経験は、「お客様と適切な距離を保つ」うえで大変役に立っていると感じています。
■自身の成功基準
仕事で成果を出していくために重要なことは ”働きやすさ” だと改めて実感。それを主体的に、会社という組織で実現していくためには、自身の出世も不可欠であり、他の人をマネジメントできる能力を高めたい。
「自身の知識や経験を周囲に還元したことにより、成果が出せたと実感した時。」
それが私の成功基準です。
ベクトル
この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。世界はきみを入れる容器ではない。
世界ときみは、二本の木が並んで立つように、どちらも寄りかかることなく、それぞれまっすぐに立っている。
きみは自分のそばに世界という立派な木があることを知っている。それを喜んでいる。
世界の方はあまりきみのことを考えていないかもしれない。
(池澤夏樹「スティル・ライフ」より)
Rです。読書の秋ということで(遅い)、最近本をいつもより少し多く読んでいます。その中で出会った、(現在このような活動をしているからなのか)最も印象に残った一文です。
この文章の、「世界」を「会社」に置き換えてみてください。
会社は容器ではなくて、自分のための存在ですらなくて、自分のことを考えてくれてもいない。
多分、そんなもんでしょう。
会社は能動的に利用すべきものと考えられやしませんか?
入社当初の僕(等)がそうだったように、
「ただそこにあるだけ」の会社に多くを求め過ぎていのかもしれません。
トランプ氏劇的勝利と株式相場
おはようございます。Sです。
今回は、このブログのテーマと全く関係ないことを書きます笑。
米国大統領選挙、まさかのトランプ氏劇的勝利!
この結果を予想していなかった投資家は一転リスクオフ、昨日の日経平均は一時1000円超下げました。
今年に入って1~2月のオイルマネーショック、6月のイギリスショック、そして今回のトランプショック。
この1年で3回相場が暴落するという、とても貴重な経験が出来ました。(もちろん悪い意味で笑)
今後、この結果やイギリスのEU離脱を受けて、世の中は民主主義社会における国民投票の在り方についてもっと議論される必要があるんじゃないかと個人的には思います。
日本で民主党が政権をとった時もそうですが、やっぱり人は合理性で動かない。中長期的な視点で見た国益なんかは実際誰も予想なんかできず(良くTVに出るようなアナリストや評論家も例外ではない)、
・現政権には不満があって、なんとなく環境を変えるために民主党に票いれてみようかな・・・。
・本当に高速道路が無料になったり、教育費削減されるんなら実際足元の生活助かるじゃん!
という心理になるのが人として当然な思考のように思います。
多数決がはたして本当に民主主義的で世の中を形作るために優れた制度なのか。これからもこの議論は注目です。
ちなみに、東京マーケットは大幅下落でしたが、欧州とNYは昨晩上がって終わっています。(日本だけ売られ損。笑)
トランプ氏の掲げる減税やインフラ投資、保護主義的な政策は米国内の賃金の伸びやインフレを促すだろうということでドルも一転大幅に買われました。
ここで、株式投資をされている方に!
今回の日本株暴落の原因は、トランプ大統領が日本企業の今後の業績に悪影響を及ぼすから・・・
ということではなく、マーケット参加者がトランプ大統領に決まることを全く予想していなかったから。
その都度株価というのはマネーの需給によってのみ決まり、相場は経済学ではなく心理学によって動きます。
昔から成績優秀でエリートだった人が慶応大学に受かってもだれも驚かないけど、ビリギャルが慶応に受かったとなると世間から注目される。
株もこれと同じ笑、いかに事前の予想を上回るか、あるいは下回るかです。
今期決算がよさそうだから株買ってみよう・・・というときには、事前のアナリスト業績予想は必ずチェックしましょう!
決算よかったのに事前予想を上回らず株価が下がる。この光景は本当によく見ます。
是非参考に!
転職体験談
こんにちは、@signpostsandrです!
今夜は証券マンから人材会社へ転職した方の体験談を匿名でご紹介します。
証券会社→人材広告会社(25歳・女性)
■想いをうまく伝えられなかった就職活動
もともと金融業界、証券会社は第一志望ではなかった。でも就職活動をしていく中で、行きたかった業界に受からない。自分では想いを伝えているはずなのに、全然伝わらない。そんなときに強く実感しました、「自分には社会人として足りないものが多いのかなー」と。社会で生き抜くための強みを持つために、かつ無駄にならない知識や経験を身につけられるような仕事をしよう!と思い、証券会社を選びました。
■信頼という結びつきが強い、証券のお仕事。働くモチベーションはお金!?
証券会社で営業をして感じたことは、人間関係で商売が成り立っている要素が強いなということ。「○○さんが熱心だから買ってあげるよ!」っていうのは、本当に私の提案って役に立っているのだろうか!?と逆に感じてしまった。
それに、周りの人たちの仕事のモチベーションで一番多かったのが、給料の高さ。確かに金融は年収が他の業界に比べ高いっていうけど、私はお金がモチベーションにはならないかな・・・。
■自分なりの解で役に立つことができる、人材広告のお仕事。
転職先の企業と出会ったきっかけは、友人の紹介によるエージェントからのすすめ。
仕事内容は、企業の新卒採用におけるコンサルティング提案。新卒採用における課題は、いかに優秀な人材を呼び込めるか、内定者の辞退率をいかに減らせるか、どんなアウトプットで学生の心に響くかなど様々。そういった課題に対し、HP制作から広告方法まで包括的に提案し解決に取り組んでいます。(提案する内容は本当になんでもあり!)大手人材広告会社だと、すでに売れる仕組みの出来上がっているサービスを提供して後は代理店営業!っていうところもあるけど、今の企業は直販で直に関わることができる。内的成長でいうと、ロジカルシンキングや資料作りのスキルも身につけることが出来る。
「企業は人で成り立っている。」その根幹に、お客様のパートナーとして寄り添うことができる。自分なりの解(ほかの誰でもない、私の発想や提案)が響いてありがとうと言われたとき、とてもやりがいを感じます!
■証券会社の経験があってこそ、今の私がある
なんといっても営業の基礎スキル、そしてメンタルは相当鍛えられた笑。
あとは会社経営者の方々に、社会や自身の会社を良くするために何を考えてるかという生の声を聞けたことはすごく大きい。成功者の考え方のプロセスを知れたということが、今後様々な課題を解決するうえで役に立つと感じます。
■自身の成功基準
証券会社時代、セールスの成績はどうしても担当させていただくお客様の資産や、配属されている地域性によって左右される部分も大きい。今は、成果が出た時には自分の実力なんだ!と、自身の成長と直結して考えることができる。
「誰でも出来る仕事ではない、私だから役に立てたんだと確信した時。」
それが私の成功基準です。
相棒
こんちゃ(友達の子供が最近覚えた唯一の挨拶)。Rです。
タイトルから、共同主幹事のSのことと思われたかもしれませんが、違います!!
今夜は「やりがい」についてです。
仕事は法定では1日8時間。
残業を除いても、1日の3分の1は仕事。
これに通勤時間だったり、残業時間だったり、はたまた夜寝る前の「明日どうしよう…」を含めると、むしろ仕事と全く関係のない時間っていつなの?となりますよね。
構造的に、仕事が自身の人生の大部分です。
お金さえあれば、という考えが自分にもありました。
お金さえあれば、仕事で嫌な思いをしても気分を紛らわせるために、高級外車に乗って、好きな服を着て、週末はどこそこにいる旧友を訪ねて、、、。
しかし実情はどうでしょう。
上記の通り、仕事と無関係の時間は殆どなく、何より、お金を稼ごうと思えば思うほど、時間をより割いていく必要があります。
構造的に、仕事が自身の人生の大部分です。
とはいえ、お金も大切です。天下の回りものです。お金のこととなると、人は変わっちゃいます(仕事柄よく分かっているつもりです)。
そのお金のために人生の大部分を仕事に使います。道具みたいなものでしょうか。しばらくお付き合いする道具です。相棒です。愛着を持ちたいですよね。
ここで、「やりがい」の重要性が浮かび上がって来ませんでしょうか?
人生の相棒に疑問、疑念が生まれた途端どうなるか。
そんな例を卑近な出来事として、数多く見てきました。
そして、僕自身もその一例になろうとしています。